表裏一体

  ネット社会になり、その利便性は誰もが認めるところです。インターネットによる通販事業(無店舗販売等)も手軽にできる時代ですね。一方で、昔では誰にも知られず平穏に過ぎて行った日常が非日常化していることに気づかないことも意外に多いですね。例えば、第三者にとって行為特定が容易になった結果、いろんなことが起こります。①薬事法違反。食品なのに、効能標記が行き過ぎれば容易に発見・収去され手が後ろに回ります。②侵害品の発見も容易になり、ある日突然警告書が、、、。③また、逆に自分のアイデアや権利がパクられている、、、。なんてことも。インターネット事業行為は、同時に行為事実の自己証明でもあります。そのような事件の未然防止に貢献することも、私ども弁理士の使命の一つであると思います。